ちっちゃな雪祭りツアー(仮称)の2004/02/02報告

02/02
●北斗星車内〜(1)登別
北海道の日の出前 ダイヤの乱れも無く、北海道に上陸・・・てか地下から這い出てきたんでなんていうんだろ?まぁいいや。非常におだやかだね。 朝の車窓から
グランシャリオ朝食 再び食堂車。朝は予約なしで食事が可能であります。
ただ種類は少なく、大きく分けて写真の「和定食」と「洋定食」の二種類のみ。 和定食のほうは限定10食なので、ご利用の方は朝食開始時間にご注意を。
・・・そう思っていち早く(6:30)食堂車に来たんだけど、休み明けだけあってか、乗客が少ないっぽく余裕の一番乗り。 まぁ、終点の札幌が9:20だからってのがあるけどね。
和定食
(1)登別到着 登別到着。北斗星を見送ります。
さて、なんで登別に来たかというと、温泉・・・実は違う。実際この日の夜は温泉に入るつもりだけど、今はそういう理由じゃないのです。
青函トンネルの見学をしようと思って予定に組み込もうとしたんだけど、北斗星が函館に到着するのは4:24・・・早すぎなんです。 というか既にこの時点で北海道のデカさに驚いてるんだけど、函館-札幌間って特急で3時間もかかるのよね。
そんなわけで、海底見学の時間にあわせるために、時間調整で登別まで乗ってきたの。これから折り返しの特急で函館までいって 青函トンネル見学の指定列車に乗り継ぎます。
さよなら北斗星
(1)登別〜(2)函館〜(3)吉岡海底
特急北斗乗車 函館行きの特急北斗(「北斗星」ではないです「北斗」です)に乗車。グリーン車です。ワンドリンクサービスがありますよ。
で、グリーン車を使っているのは、別にリッチに旅をするためというわけではなく、 都市間移動に夜行を利用したかったため、「寝台利用可」という形式のフリー切符にしました。 (自由席があるのでそれで夜間移動することもできますが、さすがに3泊それはきついでしょう)
「グリーン車利用可」のフリー切符にするとおまけに「寝台も使用可」になるってのがJRのご案内なんですがこの旅では逆の目的での購入です。 列車移動の殆どでグリーン車使えるのは、本当に助かりました。普通車とは疲労度がちがいます。
北斗グリーン車
続いて特急白鳥乗車 青森に到着後、続いて隣のホームに止まっていた特急白鳥八戸行き乗車。
どうせなら札幌−函館−八戸と直通すればいいのにと思われるかもしれませんが、函館−東室蘭間が非電化区間なんですよね。 だから、どうしても函館で電車と気動車の乗りつぎとなってしまうわけです。
じゃぁなんで北斗星は直通してるのって?それは、あの列車は客車列車だからです。引っ張る機関車を函館で交換してるんですね。 という明日使えるものばかりな話はおいておいてと。
白鳥
吉岡海底駅到着 海底駅到着。事前予約しないと降りられません。実際降りるときも、扉を非常用の開閉装置(ドアコック)を使って1つだけ扉をあけます。
そして、下車。
今回の見学者人数は・・・1人。おれだけです。
吉岡海底駅前通り(違)
駅表示 この板はホームから上の写真の連絡溝をくぐって別の作業用のトンネルに出たところにあります。
これって、電車から見えないと意味ないのでは?という疑問は思いついてはいけません。
トンネル内は暖かいです。そしてちょっと湿度が高いです。
吉岡海底駅
立ち入り禁止のその先は? トンネル内は係員の人が色々説明してくれます。といっても今回のお客は私1人。間違いなく赤字です。
春になると「ドラえもん海底列車」みたいなイベント列車を走らせて、そんときは1回で200人くらい訪れるみたいなので そちらで回収していただきましょう。(笑)
で、このトンネル内のものはどんなものでも撮影可ということで、ばりばり写真を撮ったんですが、暗くてあまり見せられる 写真がありません。すみません。実際行ってみてください。結構楽しいですよ。
でもって、見学コースの一番端、通常はここで折り返すのですが、本日は特別サービス。この奥もご案内してくれるそうです。 でも、この先、もっと暗いんですが・・・。
この先立ち入り禁止
暗いんですハイ どこでも撮影可ということなんだけど、立ち入り禁止の場所とってもいいのかな?
聴いてみたら別にいいよってことなんで、撮影続行。
とりあえずフラッシュなしで撮影するとこんな感じ。
闇の青函トンネル
作業用トロッコ 立ち入り禁止の奥にはトロッコがありました。
現在はこの青函トンネルの保守作業員が地上との出入りに利用していますが、トンネル工事時は作業者が使っていたわけであります。
ちなみに、本州側の竜飛海底では、竜飛のトンネル記念館あたりにトロッコの出口があって、一般観光客が乗車できます。
こちらの吉岡海底側は、完全に関係者用となってます。自動運転で、私が見ていたところでも、勝手にトロッコが上って行ってました。 (当然地上側で操作してるわけですが)
吉岡海底トロッコ駅(?)
ドラえもんイベント会場? 先ほど書いたドラえもん海底列車に合わせて、海底内の見学施設はどこもドラえもんだらけ。 まぁマニア意外でここ見ようなんて人はそう多くないでしょうし、こういう見せ方もありだとは思います。
ちなみに、ドラえもんの版権利用は最初3年契約だったのを好評に付きもう3年延長させて、今年はその最終年だそうです。 でも、また更新するかな?とは言ってましたが、当然非公式発表につき当方は責任を持ちません。(笑)
個室内部6
(3)吉岡海底〜(4)函館〜(5)登別
グリーン車でチーズケーキ 青函トンネル見学を終え、再び函館にもどり、乗り継ぎで特急北斗に乗車。
車内販売で(函館)チーズケーキを販売してたので、ご賞味。よく食べます。
チーズケーキ
再び登別 再び登別で下車。今度は温泉です。駅からバスで山間部へ登っていきます。このあたりから雪が強くなってきました。 でも、バスは(多少遅れてましたが)いたって普通に走って生きます。てか、東京都心のバスより飛ばしてます。・・・アイスバーンなんですが。
写真は登別温泉郷です。
のぼりべ〜つ
さぎり湯 登別温泉郷での数少ない日帰り入浴専用、さぎり湯。まわりのホテル旅館でも日帰り湯はやっているみたいですが、 日帰りのみの湯は日帰りでしか味わえないわけですからね。
フラッシュ炊いたんで雪が強く映ってしまいました。 ちなみに、翌日朝のニュースでは、この一晩で登別は24センチ積もったと放送されてました。きゃぁ。
さぎり湯
登別駅内 温泉からまた駅に戻ってきました。既に、改札はららら無人くん。ストーブも消されてしまいました。
ここから札幌に向かいます。
登別駅改札兼待合室
(5)登別〜(6)札幌〜(稚内)
夕食期待度減 登別で20:00を超えていたのですが、食事するようなところというか、コンビニも無いので札幌まで急行。
夜行特急利尻の発車までの間に札幌駅構内の店で夕食。 店名が判らないのですが、こんな面構えの店。見た目で引いてしまいそうです。 さらに、左下あたりに「50円サービス券」が。ってか店の前にサービス券おくなら、最初から50円引いてくれ。 と、ますますBADな雰囲気を醸し出してます。
しかし、既に21:00やってる店が限定されてますから。突入。
怪しさ満点
夕食逆転ホームラン かしわそば定食を注文。鶏肉のつけ麺です。お。意外にうまそうジャン。実際そばに胡麻を練りこんであって香ばしいです。 更にご飯と豆腐が付いて、お値段が540円と激安。(伝票にかいてありますね)
さすがに定食には店頭にあった50円サービスは使えないだろうとも思いつつ、レジへ提出。
「490円です」やすぃ〜〜〜〜〜。
うまうまかしわそば
特急利尻に乗るぞ 30分程待合所でのんびり。まだまだイベントは続きます。
今度ははじめての(純粋な)B寝台。
すでに普通は30分間隔
特急利尻 外見はまぁ普通かな。 特急利尻
せまっ!B寝台 今朝まで乗ってた寝台個室が脳裏に焼きついていたので。狭さにびっくり。
今回乗る3回のB寝台は2段ベッドで、その全てが上段なのですが、これはしまったです。下段にしておけばよかった。
公称値、長さ195cm×幅70cm×高さ95cm。これで普通に寝台券を買うと6300円は高いとおもいました。北斗星の寝台個室は逆にお得と思います。(同じ値段) 右の写真は自分の寝台部分から向かいの寝台を撮ったもの。
縦に伸びる2本の紐だけがベッドから転げ落ちるのを防ぐ設置物です。(手前2本は自分のです)
そして右奥が北斗星にもあった廊下天井部の物置スペース。しかし、このスペースが2段×向かいと自分側2人分計4人分の物置スペース。狭すぎ。
B寝台上段
せまっ!B寝台2 こっちが向かいの寝台の頭側。より狭さが強調されますね。
でも、世の中には電車三段式B寝台ってのがあるんですよ。それだと高さが68cmになります。定規を使って実際計ってみてください。 どうやって入るんだろ?と悩んでしまいます。
B寝台上段2

【実際の旅程】
●は予定変更した行程
2/2【〜登別〜吉岡海底〜登別〜札幌〜】
場所 時刻 交通機関 行先,名称 そのほか
登別 754 JR北海道   朝(食堂車)
842JR北海道[北斗4号]函館  
函館 1110  
1130JR北海道[白鳥20号]青森 昼(函館駅弁)
吉岡海底 1226  
1420JR北海道[SP白鳥7号]函館  
函館 1516  
1524JR北海道[北斗15号]札幌  
登別 1748(1758)● 括弧内は実際の到着時間
1754●道南バス登別温泉  
登別温泉 1810● 湯(さぎり湯)
1930●道南バス室蘭産業会館前  
登別 1945●  
2020●JR北海道[北斗19号]札幌  
札幌 2128● 夕(札幌駅構内店)
2302 JR北海道 [利尻号]稚内 宿(車内)
【旅費精算】
2/2【〜登別〜吉岡海底〜登別〜札幌〜】
場所 摘要 値段そのほか
北斗星車内 食事 朝定食 1600 
登別駅キヨスク その他切手 100050円×20枚
北斗車内 菓子 ヨーグルト 130  
函館駅構内売店 弁当 ほたて弁当 800  
函館駅構内売店 飲物 まろ茶120 150  
吉岡海底 土産 記念メダル 530  
吉岡海底 土産 記念オレンジカード20001000円×2枚
北斗車内 菓子 レアチーズケーキ 230  
道南バス内 交通費バスカード 10001100円分使用可能
登別温泉さぎり湯 その他入湯料 320  
札幌駅構内飲食店 食事 かしわそば定食 490 50円引きでの価格

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